Never Give Up✊ 

Aさん(20代会社員 2021年度合格 受験回数2回)

【はじめに】

 現在は輸出・輸入に携わる仕事をしており、自身のスキルアップのために通関士取得を目指しました。現在は通関士として通関の仕事をしていますが、以前は部署が異なり経理の仕事をしていました。通関士合格を目指して勉強される方の参考になればと思い体験記を作成させていただきました。

【通関士試験について】

 通関士試験は年1回(毎年10月)実施されます。私は通関の仕事をしてみたいと思ったのがきっかけで受験を決意しました。実際勉強を始めて感じたのは、通関士は国家資格と言われていますが、本屋では教材数が少なかったり置いていなかったりと教材が豊富ではないのと、通関士試験についてのネットでの情報、通関士という仕事についての情報があまり知られていないのではないかなと感じました。そういう方々には、私はみこ会への入会をお勧めします!みこ会のテキストやたくさんの情報は私を合格へと導いてくれたと思っています。

また私は合格後、通関士として登録後、通関の仕事をしており今後もっと通関の仕事が広まっていけばいいなと思います。もし通関の仕事について質問等ある方はTwitterでメッセージいただきましたら、お答えさせていただきます。

 【使用教材】

テキスト:翔泳社 通関士完全攻略ガイド 

     みこ会 課税価格決定の原則&例外編

 

問題集: 翔泳社 通関士試験通関実務 集中対策問題集

    関税協会 計算問題ドリル

    ゼロからの申告書

    LEC貨物分類講座

 

過去問:翔泳社 通関士過去問題集

過去問5年分(webページ通関士ポータル)

 

【模試受験】

*関税協会模試

*LEC模試

 

【勉強方法】

 勉強をスタートする前に、ざっくりと試験日までのスケジュールと、どのテキストや問題集を使用していく予定を立てました。1回目は実務であと3点足らずで不合格でしたので、1回目の受験結果も踏まえて一から計画を練り直しました。

 まずは、[翔泳社 完全攻略ガイド]テキストで内容の確認をはじめました。

テキストの内容は最初から完璧に理解しようとせずに、軽く読み流していました。次にテキストと並行して[翔泳社 過去問題集]を進めていきました。通関業法・関税法を過去問題集で(正解率6070%程)正解できるようになったところで、通関実務の計算問題や貨物分類・申告書の対策を始めていきました。

 貨物分類は[LECの貨物分類テキスト]で、隙間時間に目を通して少しずつ暗記していました。計算問題や申告書は、ドリル[関税協会 計算問題ドリル][ゼロからの申告書]で毎日問題を解いていました。計算問題や申告書のドリルと併用して、[みこ会 課税価格決定の原則&例外編]を使用しながら問題演習をしていました。このテキストは、通関実務科目で重要な課税価格の決定に特化したテキストです。非常に分かりやすく書かれており、何度も読み返していました。

 7月、8月ごろの直前期になると、過去問をメインで進め、最終的には過去5年分の3科目を最低でも3回以上は周回してやりこみました。ここで間違えた問題をピックアップすることで自分の苦手な分野が見つけることができるので非常に良かったのと、過去問で80%程取れてくると自分の自信にも繋がり、モチベーションの維持ができていました。

 模試2回受験しましたが、試験本番の時間配分のイメージや、苦手分野を見つけることができました。試験本番で特に、通関実務科目は時間配分が非常に重要になるので、模試で本番を意識し時間配分で解くことをおすすめします。

 試験前日は、夜更かしせず出来る限り早めに寝ることをおすすめします!試験本番は、朝から長時間に及ぶ試験なので、寝不足な状態での受験はやめておきましょう() 

【模試受験】

*関税協会模試

*LEC模試

 【最後に】

 通関士の試験は3科目あり、それぞれの科目の基準を超えなくてはいけないので満遍なく勉強することがとても大切だなと感じました。私は元々記憶力がある方ではないので、通勤の移動時間の隙間時間やちょっとした時間を活用して忘れないように覚えていました。試験までの勉強は大変で辛く感じる時もありましたが、最後までやりきることができ、合格発表当日の喜びは今でも鮮明に覚えています。長くなりましたが、受験を目指していく方々にも最後まで諦めなければゴールは必ず達成できることを忘れず、ぜひとも合格を勝ち取っていただきたいです