本番は想定外が当たり前

こんばんは🌹

今年の通関士試験日まであと5ヶ月ほどとなりました。
早い人は去年の年末あたりから勉強を始めており、そうであればある程度試験勉強が進んできたのではないでしょうか。
勉強が進んで慣れてきた人に注意して欲しいのが、本番では想定外のことが当たり前のように起こるものだということです。
ある程度問題演習をこなしたり、あるいは受験経験がすでにあったりすると、自分が今まで経験したことが当たり前だと思ってしまいがちになります。
もちろん、良いように捉えれば本番慣れしているので無駄な行動が少なくなるのですが、その反面、危機意識が少なくなったり変化を見落としたりする可能性が高くなります。

たとえば、今までずっと使っていた道具。
慣れ親しんだ電卓や時計だって機械です。今まで普通に使えていたとしても、電池が劣化してしまえば使えないし、そうでなくとも何かの拍子に落として壊れてしまうことだってあり得ます。しっかり事前に点検する、予備を用意する、電池を入れ替えておくなどの対策を怠らないようにしましょう。
まさか試験中に動かなくなることなんてないだろうと思っているかもしれませんが、実際あり得ます。通関士試験ではないですが私の知人にいましたし、他にもちょくちょく耳にしたことがあります。
簡単な対策で事故を防げるのですから、こんなことで不利になるのはもったいないです。

また、ありがちなのが出題の変化です。
通関士試験では前もって受験案内が配布され、出題形式や配点が書かれていますが、各設問では何を問うてくるかは分かりません。今までずっと問われていたこととは違う問い方をしてくることだってあり得えます。いくら知識があったとしても、問われていることに正面から答えなければ点数は入りません。
ああいつもの問題かと先入観を持たずに、毎回問題文を読んでください。日頃からしっかり問題文を読むクセをつけるようにしましょう。
それに、問い方は同じだったとしても、近年の申告書では今までみたこともない謎の資料が添付されていたり、今まで使用しなかった知識をもとにして考えさせる出題がなされています。そのため、解答への思考の筋道や引き出してくるべき知識がいつもと違うということが当たり前になってきています。
よくわからないけど今までの問題と同じく考えてしまえと強引に解いてしまうと、間違いのもとです。出題者としては、今までと同じく考えていては解けないようにわざわざつくりを変えてきているからです。

備えあれば憂いなし。
今までと違ったことが起こるぞと常に頭の片隅に置いて試験に臨みましょう!
(*бωб)

みこ

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