学習の「質」の面は100%みこ会に任せ自分は「量」の面に専念して一発合格!

DD さん(40代 男性 総合物流企業勤務:倉庫/3PL営業職 2023年度合格 受験回数1回)

【試験を目指したきっかけ】
業務で担当した案件に「保税蔵置場内DCの業務フロー構築」と言うものがあり、保税蔵置および通関に関する知識が必要になったため、社内研修の「通関士試験受験講座」を受講したことに拠ります。
当初は受験するつもりがなかったが受講者は全員受験必須と後から知って「どうせ受験するのなら合格したい」とみこ会に入会して学習を開始しました。

受験回数 1回
入会 3月25日
学習開始 4月18日
学習時間  4月:49時間40分 学習日数13 実務 43時間30分 税法 6時間10分 業法 なし
 5月:110時間 学習日数31 実務 50時間45分 税法 59時間15分 業法 なし
 6月:72時間20分 学習日数30 実務 31時間25分 税法 29時間45分 業法 11時間10分
 7月:90時間20分 学習日数29 実務 50時間45分 税法 24時間10分 業法 15時間25分
 8月:100時間40分 学習日数27 実務 41時間35分 税法 40時間45分 業法 18時間20分
 9月:91時間40分 学習日数27 実務 37時間45分 税法 31時間40分 業法 22時間15分
 合計:514時間40分 学習日数157 実務 255時間40分 税法 191時間45分 業法 67時間10分
完全休養日 7/1, 7/18, 8/2-4, 8/26, 9/8, 9/15. 9/29
最長学習日 9/24(11:20)
GW(4/29-5/6)49:20
盆休み前後(8/11-20)60:10

【使用TEXT】

みこ会テキスト・みこ会記事(4月18日~)
みこ会アプリ(5月7日~)
ゼロ申(4月29日~)*みこ先生推奨
関税計算ドリル(4月29日~)*みこ先生推奨
過去問50‐56回(6月20日~)*みこ先生推奨
LEC貨物分類テキスト(5月7日~)*みこ先生推奨
指針(4月29日~)
MHJハンドブック(5月7日~)
菱餅(8月11日~)


【学習内容の詳細】

そもそも大学入試の際の受験勉強すらまともに行った経験が無く、勉強する習慣が皆無だったため勉強の方法が全くわからなかったので、考えた結果、自己のスポーツ経験を学習になぞらえて「反射で処理できるようになるまで、とにかく大量に反復練習する」事を方針に設定しました。
そしてこれもスポーツ経験から、学習の「量」は自分でコントロール出来ても「質」は優秀なコーチを頼るべきと考えTwitter上で「活きたクチコミ情報」を収集した結果、みこ会の指導方針に学習の「質」を委ねる事にして入会を決めました。
予備知識が何ひとつ無い状態で入会したので、当然テキスト等の準備もしておらず学習開始後、まずはみこ会テキスト「課税価格の決定」を4周読了するまで他には一切何もしませんでした。
*この点、私は現職(総合物流企業)に転職する前はアパレル系企業でconsigneeとして貿易関連業務に従事していたためその経験からの知見がみこ会テキストの40~45%程度をカバーしていたので、他の「全くの未経験者」より恐らくテキスト読了速度が速かったのではないかと思います

4周読了後、どのような問題集を購入すべきかをみこ先生に相談し、まず「ゼロ申」と「関税計算ドリル」を購入しました。
そしてゼロ申および関税計算ドリル購入と同時に、計算ドリルを解くためにみこ会の「加算税」記事の読解を開始し、読了後に関税計算ドリルに着手し「とにかく無理やりにでも量をこなす」と言う観点から、知識不足の状態でもその場で勝手に考えた謎理論で強引にゼロ申と関税計算ドリルを各1周終わらせました。
*すぐに解答を見て学ぶ学習法もあるので個々の相性はありますが、自分の場合は試行錯誤した過程での失敗を修正して行く練習(学習)が効果的でした。

その結果、ゼロ申では殆どのケースで類注を読み飛ばす傾向を、関税計算ドリルでは原則の理解がそもそも全く壊滅的である事実をそれぞれ把握すると同時に課税価格の計算は1周目からそこそこ正解出来ていたので「今は酷くても、いつかは合格ラインに達する」と根拠ない自信を持てました。
そしてゼロ申1周目貨物分類をかなり間違えた事から、LEC貨物分類講座の受講を開始。映像は1回しか視聴しなかったもののテキストを大いに重宝しました。
基本書については、勤務先の研修で指定された「指針」の支給を受け、4月30日から読み始めました。
*基本書を読むより問題を解く方が先でしたが、これはみこ先生に相談した結果としての選択です。当初は「指針」をどう読んでも内容が全く頭に入らず「先生、この基本書は何が何だか訳が分からなくて読むのが苦痛です」とみこ先生に泣きついて先生から説明を受けたリスクを重々承知の上で、敢えて2種類目の基本書としてMHJハンドブック(前年度版)を追加入手しました。MHハンドブックは1周しか読みませんでしたが、指針よりも遥かに容易に「通関士資格試験のために学ぶべき知識の全体構造」が把握出来たのでそのおかげで、それ以降は指針のメリットである「カバーしている知識・範囲の深さ・広さ」を大いに活かせたと痛感しています。
なお、みこ先生は苦渋の策として承認して下さったものの、基本書2種の併用は先生の本来の方針から外れる学習法であると言う点には必ずご注意願います。
また、指針は試験対象となる知識をほぼ全て網羅していますが、合格に絶対必要とまでは言えない部分も多く含むため「合格への学習としては効率が良くない」とも言えます。
*因みに第57回の「関税法等」はかなり難易度が高かったのですが、指針では全て言及済みの論点でした。

アプリはGW明けから使用を開始しましたが、もっと早くから使うべきだったと思っています。
通勤時や就寝前をはじめとする隙間時間や、他の学習テキストで疲れた時の気分転換に大いに活用しました。みこ会の強みの一つである事は間違いありません。
GW明け以降も引き続きゼロ申と関税計算ドリルを延々と繰り返し解きました。
わからなくても詰まっても間違った解き方とわかっていても無理やり回答しました。
この「無理やりにでも回答する」と言う作業が反復学習の上でとても重要な要素だと思っています。
自分の思考過程と正しい論理の差異をきちんと認識する事で初めて自分の思考過程を正しく修正する事が可能になる、と考えるからです。

6月下旬、過去問を模試形式で解き始めました。
模試形式での回答の1周目から正答率が概ね8割超えだった事で、ここまでの自己の学習方針が間違っていなかった事が確信出来たのと同時にそれまで受験生全体の中で落ちこぼれポジションにいると考えていた自分が、意外と前の方にいるように感じられて学習意欲が更に高まりました。
*この点、私がTwitterで普段から接していた方々は57回みこ会生の中でもトップクラスの方々だったことが後から判明しました。
良い意味で他の方達の学習習熟度を誤って認識していたのですが、これはみこ会全体にも言える事だと思います。みこ会生、特にSNS内の方は非常に高いレベルにいる方が多いと言う事実は認識しておくべきだと考えます。

6月終了時点での進捗は、ゼロ申4周・関税計算ドリル4周・アプリ3周・第50-56回過去問全問1周・指針読了2周・MHJハンドブック読了1周・LEC貨物分類テキスト1周。


7月は模試形式で過去問を解く回数を増やし、並行してゼロ申と関税計算ドリルも実施しました。
7/1と7/18は学習時間ゼロの完全休養日。
7月終了時点での進捗は、ゼロ申5周・関税計算ドリル5周・アプリ5周・第50-56回過去問全問2周・指針読了3周・MHJハンドブック読了1周・LEC貨物分類テキスト2周。
8月は関税協会模試を受験し、またお盆にはみこ会の学習イベントに参加しました。
質より量で勝負する方針は相変わらずのままで、ゼロ申と計算ドリルに加えお盆から菱餅にも着手。
お盆期間中は自分でも驚くほど学習量を重ねる事が出来ました。因みに繰り返しますが量が最優先で質はその後です。
8/2-4の3日間と8/26は学習時間ゼロの完全休養日。

8月終了時点での進捗は、ゼロ申8周・関税計算ドリル8周・アプリ10周・第50-56回過去問全問5周・指針読了3周・MHJハンドブック読了1周・LEC貨物分類テキスト2周・菱餅2周。

9月に突入すると、さすがに反復学習に飽きて来ていたので第45-49回の過去問に着手しましたが、ここで正答率が75%ほどに落ち込み、精神的に強い焦りを覚えてしまったのは失敗だったかも知れません。
但し、焦りを覚えたおかげで、飽きかけていた反復学習への意欲がまた向上しました。
焦り出す前は「9月は調整程度の学習スケジュールで」と考えていたのですが、焦った結果、9月も5月や8月と同様に「とにかく量をこなす」内容の学習となり、またも延々と反復練習。
9月24日には同一日での最長学習時間11時間40分を達成。
9/8, 9/15, 9/29の3日間は学習時間ゼロの完全休養日。

9月終了時点での進捗は、ゼロ申10周・計算ドリル10周・アプリ12周・第50-56回過去問全問8周・指針読了5周・MHJハンドブック読了1周・LEC貨物分類テキスト4周・菱餅3周。

【試験結果(関税協会解答に拠る自己採点)】
業法39/45 税法56/60 実務41/45 計136/150

【試験を終え合格しての感想】
みこ先生が仰る通り、60%取れれば良いのであり、合格さえ出来れば何点だろうと違いは無いのですが、私の場合、勤務先に受験生が多数存在する中で2位に大差をつけての首位で合格&正答率90%超えを達成した事で、社内の国際物流関連部署の注目を集め極めて高い職位の方々から多くの祝福の言葉を頂き、更には社内の通関部門から「是非異動して来て欲しいので、業務見学の機会を設けます」とお声がけを頂くなど高得点で合格した事による恩恵が多々発生していて、現在とてもありがたい状況下にいます。
この高得点は、反復練習の回数も当然大いに関係してはいるものの、まずは何より「みこ先生の学習方針に沿う形で推奨テキストのみに反復練習の的を絞り込んだ事」が最大の理由と断言出来ます。
加えて、みこ会オリジナルアプリの活用による学習の効率化(とりわけ隙間時間の活用)の効果と、更には、みこ会内の向上心溢れる会員の方々との交流による学習モチベーションの維持効果の2つは本当に効果が絶大でした。
あと、みこ会には子育て中の女性が多く在籍しています。
育児と仕事を両立させつつ更に試験勉強まで頑張っている人達を見て、自分がいかに恵まれた環境で勉強できているのかを考える度に、学習へのモチベーションが上がりました。
そういう意味でもみこ会の人達から良い刺激を受ける事が出来て良かったと考えています。