あいまいな広い知識よりも、正確な狭い知識

こんばんは!

ここのところ、タイアップ企画であったり、受験生の方から頂いたレポートだったりを掲載していたので、試験対策のブログ記事としては、かなりお久しぶりになってしまいました。

今回は、試験慣れしていない人が陥りがちな、とにかく手を広げれば得点率が上がるだろうという考え方について、お話します。

予備校や通信講座を利用したことのある方は教わってきたかもしれませんが、程度の差はあれども、通関士試験では、ポイントを絞った学習というスタイルで授業を進められているはずです。

これは、この試験に限らず、大抵の試験についてあてはまることなのですが、ポイントを絞ってそこを何度も復習した方が、より理解、記憶ができ、結果的に得点率も上がるからです。

それには、理由が2つあります。

ひとつめ。

試験範囲の中でも、重要度が違うからです。

よく出題されるところ、配点の多いところ、構造的に得点しやすいところなどは、重要になるので、そういったところを厚く勉強した方が、得点率が上がります。

もちろん、そのあたりは完璧で、そこから更に得点率を上げたい、上げないと受からない試験だというのならば、それらのところ以外も厚く勉強する必要があります。ただ、通関士試験は、通関実務も含めてそういう試験ではありません。

ふたつめ。

重要じゃないところ以外もしっかり勉強しようとすると、重要なところに割ける時間と体力が減るので、重要なところの得点率が上がらず、結果的に全体の得点率がいまいちになってしまうからです。

一日あたりにかけられる勉強時間と集中できる体力は、その人によって大体決まっているので、あれこれ手を広げて全部をしっかり習得するのはなかなか難しいのです。しかも、覚えたことも人間はどんどん忘れていきますから、以前勉強したことでもそこから時間が経つと忘れてしまうので、短期間で復習サイクルを組まないと、勉強した成果がでにくいのです。

そのため、自分に可能な範囲に絞って勉強しないと、習得できません。そうすると、重要なところから順に詰め込んでいく方が得策なのです。

とくに通関士試験は、重要なところは合格レベルの受験生なら大体得点できる、そうでないところは得点しなくても合格ラインには達する、という傾向が強い試験ですので、このことはとても大切です。

以上のことから、重要なところを厚く勉強する、ということを考えて勉強してみてください。

なんでもかんでもやろうとすると、広くはあるけどあいまいな知識になってしまい、重要なところまで結構落としてしまいがちです。

何年も勉強しているのに受からないという受験生の方とお話していると、やっぱり重要なところの知識があいまいです。勉強期間が長いので、広い知識はあるのですが、浅かったり、間違っていたりということがよくあります。

記憶問題に限らず、申告書のような考える力を要する問題でも、突き詰めれば基礎知識の部分が怪しいということはよくありました。本人は、現場で考える力が弱いだけだと思っていても、普段の勉強から雑なところがあるのです。

手を広げてあいまいになるくらいなら、狭くてもよいので、重要なところを押さえた確実な知識の方が、得点率は上がります。

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