関税協会のガイダンスで講演した人のお話

今回は、関税協会のガイダンスで講演をする立場の方からお話を頂けましたので、参加者の立場と対比して、講演者である合格者の方の目にはどのように映ったのか、という視点からご覧くださいませ。

関税協会通関士養成講座の感想も述べられていますので、同講座の申し込みを検討されている方のご参考にもなるかと思います。

また、東京、横浜近郊にお住まいの方は、同講座で合格されると講演の依頼があるかもしれませんので、合格に向けたひとつの動機とされて励まれるのもいかがでしょうか。

きっと、あなたの経験談は、その後の受験生にとって貴重なお話になるはずです。


はじめまして、こんにちは。 ぼくは、2019年第53回通関士試験を受験した者です。 運よく3科目とも60%超えて、去年合格する事が出来ました。 (普段は、通関業&倉庫業の会社に勤めている会社員です。)

今回、関税協会のガイダンスでお話する機会があり、その内容について、みこさんから簡単なレビューの依頼があったので、 寄稿させていただきます。参考程度に読んで頂ければ幸いです。

今回、ガイダンスでお話するに至った経緯は、関税協会から1通のメールでした。”もしよかったら、通関士試験のこと、合格体験者としてお話しませんか ?”。

昨年度の試験は、関税協会の通信講座を受けており、合格した際には、”おめでとうございます”のメールも頂いていたので、これも何かの縁かなと思い、講演のお話に対して、”やります”と返信したのが事の経緯です。

正直、割とギリギリの合格者でもあったので、キッチリとした話し方は、出来ないかもしれないけども、”資格試験の生の声”を伝えることができたらなーと想いつつ、考えあぐねている内にガイダンス当日を迎えてしまいました。

当日は、関税協会の方、講師の室井先生とお会いして、”よろしくお願いします ”の挨拶を済ませて、雑談。話は昨年度の試験問題で、やっぱり話になったのは 、2科目(関税法等)の臨時特例(米軍)。エッジが効いた問題でしたねー、 さすがに、あの問題を予想していた人は、中々いなかったですねーと。この話題、伝わる人には、切に伝わると思います(笑)

雑談もそこそこガイダンスが始まります。参加者の方は、今回、割と少なかったのですが、男性より女性が多く、そういえば、昨年度の試験も女性の方が多かったなーと思いつつ。ガイダンスの内容は、前回の寄稿者の方にまとめて頂いた通り、飛び込み参加OKの予約不要無料ガイダンスです。

ガイダンスの内容は、講師の方から、国家試験である通関士試験対策の講座( 通学&通信教育)の概要説明、通関士とは何ぞや、試験の特徴についてお話を聞くことができます。何より、税関としてのキャリア40年ある室井先生のお話は、実例を交えているので、興味深く、面白いです。そして、名物の親父ギャグは笑ってあげてください(笑)

また、実際、協会の講座等を受講し合格した方の体験記の話もあり、勉強のスケジュール、勉強量等の話もあります。実際、講座で使用するテキスト、問題集も閲覧できますし、講師、協会の方へ気軽にお話できるので、割と敷居が低いガイダンスです。初めて試験を受ける方、なんとなく通関士試験に興味がある方は、まず全体の概要を掴む上で、おススメだと思います。

室井先生のお話も終わると、さて、合格体験談のお話へ。

トップバッターの方は、社会人の女性の方。 講座の合格体験談として、仕事と勉強の両立の大変さ、講座のサポート体制、 勉強スケジュール等、ユニークに話をしつつも、講座のメリット等を上手く説明されていて印象的でした。実務者の方ではなく、通関士試験の試験範囲のアレもコレも感との格闘が、同じ経験をした身としては、うなずけることばかり 。

ぼくは、一方、通信講座受講者としてお話する形。ざっくり説明すると、 通信は、時間的・金銭的に、あまり余裕の無い方向け、一人で勉強するので自己管理と工夫が必要。勉強する総時間は、ざっくり300時間程度、勉強のスケジューリングが何より必要です。生活習慣の見直しも含めて、勉強時間の確保から初めてみては、どうでしょう?等。

少し根性論になってしまったのですが 、何より、諦めないことが大切、諦めずに最終的にコツコツやり続ける人向けの試験。ある意味、通関実務や貿易実務の経験よりも(あるには越したことないですが…)、コツコツやり続け、勉強のスケジューリングができる事が重要です等々。

ざっくりこんな感じ、パワーポイント10ページ程度の資料で、お話しした感じです。参加者の方は、メモを取って、真剣に聞いてくれていた人もいたので、 少しでも、試験のことを掴んでもらって、今年度の試験に立ち向かってもらえれば…と思いました。

ガイダンス終了後、参加者の方が、講師、協会の人に相談したり、テキストを見たりして、これから試験にのぞもうとする人を見て、心の中でエールを送った次第です。”みなさん、試験まで未だ時間あるけれど、継続が大切です、がんばって、諦めないで!努力は、報われます!”

以上、ガイダンスで講演した人のお話となります。あくまで個人的な感想ですが、講座を受けた方は、一種の試験に向けた連帯感もあり、通信・独学より、 取り組みやすそうでした。アットホームな環境で試験に取り組みたいという方は、まずは一度、ガイダンスに足を向けてみたら、いかがでしょうか?


東京開催(連合会館/東京都千代田区神田駿河台3‐2‐11)

第1回目:2019年12月13日(金) 19時00分~《終了》

第2回目:2020年1月19日(日) 10時00分~ 13時30分~《終了》

第3回目:2020年2月15日(土) 10時00分~ 13時30分~

第4回目:2020年3月4日(水) 19時00分~

横浜開催(TKP横浜会議室/神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-30-8 )

2020年2月2日(日) 10時30分~ 13時30分~《終了》

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