伸びる人は素直でマイペース

こんにちは。

今日は、私が見てきた試験勉強で伸びる人の特徴をお話しします。

1 素直な人


 人の意見をひねくれた見方をせずに聞き入れる気持ちは大切です。特に自分が初心者のうちは、何もわからないのだから、経験者や合格者の意見を聞いてとりあえず言われた通りやってみようと受け入れるのが一番の近道です。一般的な試験は個性を競うものではないので、必ず明確な採点基準と出題傾向があります。そのため、勉強法にも一定のセオリーがあるので、何もないところから自己流でやるよりは、知ってる人に教わる方が早いのです。


 また、素直な人は分からないことを恥ずかしがらずに受け止めて、人に聞いたり自分で調べたりすることができます。見栄を張って、こんなことがわからない自分は恥ずかしいなんて思う必要はありません。それをどうやって分かるようにするかが大切です。そんなことも分からないのか!などと心ないことを言ってくる人もいますが、みじめに感じる必要も申し訳なく思う必要もありません。どうにかして分かるようになろうという気持ちを持って取り組む姿勢が大切です。仕事でも同じですよね。できないのにできてると自分を偽って見栄を張っても、一瞬のプライドは守れるかもしれないですが、長い目でみれば実力は伸びないので結果はでません。

2 マイペースな人


 他人の意見に流されずに、自分にあった方法でやるというマイペースさが大切です。このように言うと、あれ?さっきは人の意見を聞き入れろと言ったじゃないか、と思うかもしれません。これは、まずは最初は他人の意見を聞き入れる気持ちが必要だけれども、やってみてどうしても自分には合わない、必要ないと思えばおもいきって自分流の方法にアレンジできるマイペースさを持っているということです。

人にはそれぞれ能力や環境などの違いがあるので、同じことをやっていても合わない、できないという部分は必ずでてきます。計算の得意な人にとっては計算式はほとんど時間を割かなくてもできるとしても、苦手な人にとってはもっと時間をかけないとできるようにはなりません。


では、やってみて合わない、必要ないと感じたときにどうするか?です。


自分で自信をもってより良い方法を判断できるのであれば、それに切り替えてみましょう。例えば、輸出申告の手続きは大切だから最低五回は過去問を解くべきだ、なんて言われたとしても、二回やってほとんど完璧に覚えてしまったというのであれば、もうそんなにやる必要はないということでしょう。


一方、どうすればよいか判断ができないとき、それはまずは他人に聞いてみましょう。何か代替案を出してくれるならばそれを新たに試してみればよいのです。それでもなんだか違うと思えば、また別の人に聞いてみましょう。


 また、マイペースな人は、自分のやるべきことに集中して、心がぶれにくいです。他人は他人、自分は自分ということが分かっているので、他人がやっているからといってむやみに自分に合わない方法をとりません。たとえば、魅力的なキャッチコピーの教材がでてきたとき、不安な気持ちからそういったものに手を出してしまいがちです。でも、ちゃんと自分で処理しきれる量の教材なのか、わざわざそれをこなさなければ身に付かないものがあるのか、ぶれずによく判断してさい。教材を売る側も仕事でやっているのですから、あなたを誘惑するようなキャッチコピーやデータを添えてくるのは当然です。それを買えば受かるというような魔法の教材はありません。うまく生かせるかどうかは自分自身にかかっています。

 素直さとマイペースさを併せ持つのって、意外と難しいことです。
素直すぎれば流されすぎてしまうし、マイペースすぎれば傲慢になってしまうし。
うまくバランスをとって自分を伸ばせるようにしたいですよね。

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